401 名前 : はる 投稿日 : 2006年01月05日(木) 00時20分55秒
野望さえあれば世界は案外簡単に君の手に落ちる。 星だってほら、君には見えているんだろ? あきらめるなよ。 君は生きているんだ。 ほしいんだろ? 他人なんかの心配してる場合じゃない。 たとえその手が汚れても 悲しむ理由がどこにある。 さあ、もう一度立ち上がれ。 蒼い狂気を胸に隠して。 私は君の願いとともに。
愛する彼に永久の死を。 「誘惑」
402 名前 : 仮死魔さん 投稿日 : 2006年01月06日(金) 00時21分36秒
血塗れた手
言葉のナイフで人を刺す その快感 その歓び その興奮 果たして君に伝わるだろうか
傷口を何度も何度も抉る その残酷さ その面白さ その爽快感 きっと君にも伝わるはずさ
あいつも そいつも こいつも 誰もがこのナイフを持っている
これは正当防衛 これは残酷な復讐 これは人の本能
僕の手を見てごらん 真っ赤だろ… 今まで何人もこのナイフで刺して来たからね
この血は気持ちが悪くてね ベトベトしているだけでなく いつまでも塗れたままなんだ ぎらぎらと いやらしいほどにね そして落ちないんだよ…この血は… 何度洗っても落ちないんだ…
言葉のナイフで人を刺す その罪悪感 その気味悪さ その恐ろしさ
君に果たして分かるだろうか きっと君にも伝わるはずさ なぜなら 君のその手も………
403 名前 : ジル(25)(26) 投稿日 : 2006年01月08日(日) 00時14分28秒
†Pollyon
幾度目かの夕闇が明ける頃 巣食う悪魔は手を取り交わす
蔑まれし者は草木となり 嘲りし者は土となった
当の悪魔は尚も 薄暗い空を徘徊し続ける
やがて空は黒く覆われるまでになった
夜明けのときは去った
三たび空を見上げても 其処に光は見当たらない
――ああ 楽園への扉は絶たれてしまったのか
巣食う悪魔が消える頃 既に枯れ果てた土に茂る 草木は悲鳴を上げ力尽きた
†long long story
とても大きくなってしまった憎悪は悲劇を生んだ
時間(とき)はやがて全てを浄化する…
ああ、悪夢は終わった。
404 名前 : はる 投稿日 : 2006年01月09日(月) 01時03分25秒
狂った旋律に乗せて 恐いほどきれいな歌は流れる。 泡に消え逝く少女の声が 風に乗り、波に消えては空を呼ぶ。 声が嗄れてしまうまで、命が泡に消えるまで。 花が散るように、羽が堕ちていくように。 誰にも聞こえない歌声に 雲は優しい涙を流し 光は虹を彼女に送った。 歌を乗せた風は虹をわたり 彼女をつれて空を逝く。 愛に狂った哀れな人魚の声は とうとう王子には届かなかった。 それでも彼女は微笑んだ。 自分の愚かさを呪って。 どこまでも地に堕ちていこう と。 「人魚姫の歌」
405 名前 : 仮死魔さん 投稿日 : 2006年01月09日(月) 03時22分36秒
ネバーランド
窓の外を見てごらん 夜空の向うに島が浮かんでいるだろう あれは子供達だけのネバーランド 夢と喜び そして悲しみの島
今日島に来た子供は 母親に殺された子 怒ったお母さんに叩かれて叩かれて叩かれて 最後に椅子で踏みつけられてそのまま……
向うにいる子は 飢え死にした子 遠くに行ったお母さんを お家でひたすら待って 捨てられたと気付いた時には もう動く気力もなかった
あっちにいるのは 熱湯を浴びせられて死んだ子 そこで木にだかれているのは 床に叩きつけられ死んだ赤ちゃん 虐待された挙句死体をビニール袋に包まれてゴミに出された子だっている
ここにいるのはそんな子ばかり 生きてる頃の悲しくて 辛い思い出に縛られた子ばかり
そんな子達のやりきれない気持ちを この島は少しずつ溶かしていく 月満ちるように ゆっくりゆっくり 月の光のように 優しく優しく
今日も島に子供が来る 悲しい子供がまた一人…
窓の外を見てごらん 夜空の向うに島が浮かんでいるだろう あれは子供達だけのネバーランド 夢と喜び そして悲しみの島…
406 名前 : 仮死魔さん 投稿日 : 2006年01月13日(金) 02時36分18秒
寄生虫
私の体には寄生虫が住み着いている ほら 見てくれこの体を この虫に養分を吸い撮られ 醜く変形してしまったこの体を
私が弱っていくにつれ この寄生虫はふてぶてしく肥えていく
ついに奴は卵まで産みつけやがった このこぶの中には奴の卵が詰まっている 強くつつくと ぴゅーっと 血膿と一緒にこんなにおぞましいほどの奴の卵が…
卵の中には羽化し始めた奴も現れた この小い奴がうねうね動くたび このこぶがかゆくてかゆくてたまらなくなる
潰しても潰しても 奴は一向に衰えない 私の体は そのうち奴に食いつぶされてしまうだろう でもまてよ 私が死んだら奴も死ぬんじゃないのか? だって奴は寄生虫 私がいなければ生きていけないだろう それとも…私が死んだら他の誰かに寄生するのか?
…そんなことはさせない 私をコレだけ弱らせといて そんなことはさせない………
しばらくして 寄生虫は 死んでいた そして私は…刑務所の中
407 名前 : ジル(27) mail 投稿日 : 2006年01月13日(金) 23時17分29秒
†justify
痛いのはお嫌いですか でしたら生ごみとして燃やしてあげましょう 熱いのはお嫌いですか でしたら北の海に投げ込んであげましょう 寒いのはお嫌いですか でしたらこの手で喉元絞めてあげましょう 苦しいのはお嫌いですか でしたら一瞬にして死の世界へお連れしましょう それらは哀しいとお思いですか でしたら何も感じないようにしてさしあげましょう、さあ
これでもう宜しいでしょうか。 ……何の返事もありません。 当然です。これで、良いのです。
* * *
13日の金曜日と聞いて飛んできました。
408 名前 : 仮 投稿日 : 2006年01月18日(水) 18時41分28秒
赤い歌
歌を歌おう真っ赤な歌を 赤い歌は狂気の歌 一度歌えば誰もが壊れる
真っ赤な太陽 真っ赤なお空 真っ赤な森に 真っ赤な海
ほら 見てごらん 君のお手ても真っ赤だろう
真っ赤な顔に 真っ赤な洋服 真っ赤な床に 真っ赤な人形
みんなみんな赤くなる 真っ赤な歌を歌ったせい? それとも もとから真っ赤だったのかしら?
真っ赤な歌 真っ赤な歌
薔薇よりも 血よりも 真っ赤な歌…
409 名前 : 月虹 投稿日 : 2006年01月19日(木) 16時39分19秒
◇夕焼け◇
真っ赤な華が私を見てた
まるで笑ってるみたいだ
この愚かな人間を
やがて空が灰色に染まり
泣き出してしまった
この私を慰めてくれているのだろうか
それともこの壊れかけた世界を完全に壊すためだろうか
誰にも分からない
それが太陽を見た最後の日だった
雨が降り続け 雪に変わり
氷が張って 何もかも真っ白になった
そして 虫が死に 動物が死に
人間も次々と死んでいった
ああ 暑くなってきた
凍死で死ぬ人は 暑く感じるのだという
次は私の番だ
地球よ さよなら
地獄よ こんにちは
410 名前 : はる 投稿日 : 2006年01月19日(木) 19時58分07秒
甘いキス。 秘密の花は咲かせてはいけない。 死は恍惚と無理心中。 私をあなたにあげましょう。 だからあなたはただ真っ白な死だけ残して 私をここから連れ出して。 「愛すべき殺人鬼様へ」
411 名前 : 仮死魔さん 投稿日 : 2006年01月24日(火) 01時48分01秒
叫び
この叫び声が聞こえますか……?
地の底から呻くような この叫び声が……
これは心の叫び声
ほら よく聞いてみて
あなたの声にそっくりでしょう?
気のせいかしら……
叫び声はどんどん深く苦しそうになっている…
耳が壊れそうなほどの叫び声…
あなたは冷静に装っている
こんなの幻聴さ そうに決まっている…と
……でもね
幻聴が他の人にも聞こえるかしら…
みて…
あなたを恐れるようなみんなの目を…
みて…
あなたを見て泣き叫んでいるあの子供を…
あなたの叫び声にあなた自身が気付かなかったら
いったい誰があなたを救えるのかしら…
412 名前 : 斑 投稿日 : 2006年01月24日(火) 18時27分35秒
囚われた君は空を見上げる 足元に在る明日の自分を拒んで 誰かが泣いている 誰かの懇願 私には何も聞こえないと その耳をふさぐ両手はもうない このユメから逃げる足も ついさっき誰かがもっていった 流す涙はとうに涸れ 閉じるまぶたは腐り落ちる
微かな望みを 浚う叫び 僅かな願いを 侵す哂い
あぁきっと 明日で終わる 冗談のようなユメの全てが
明日を喜ぶその瞳は そこに転がる自分を哂う
413 名前 : ジル(28) 投稿日 : 2006年01月27日(金) 04時12分05秒
†disorder
天使が神の御使いだと誰が言った? 天使は空に在るものと誰が決めた? お前達はもはや自由の身なのだ
背に輝くその翼を見よ ―それは何の為に在る?
愚かな人間を見張る為か あの罪深き悍ましい輩を造りだす為なのか
永遠とは何か 楽園とは何か
全て自身の思うがままに……
414 名前 : 根本 投稿日 : 2006年02月06日(月) 23時05分18秒
diabolic
地下室に転がる6人の死体 腕は切り落とされ 足は潰されている
中央の椅子に座る1人の男 胴体から伸びる14本の腕
両目に刺さったドライバーは錆びはじめ、 つながれた12本の腕が腐りかけている
ウサギの仮面をつけた子供がドアを開け、 男の腕に点滴を刺す 頬を強引に引っ張り笑顔を作り 安全ピンで固定する
衰弱した声で男が嘆く …ごめんなさい…ごめんなさい…
子供は笑って熱湯をかける …パパ…大好きだよ…パパ… …僕を虐めなければ、もっと大好きだったのに…
家族みんなで記念写真を撮ろうよ パパ以外はみんな死んじゃったけど
ねえ、僕の誕生日には、 パパの皮膚をちょうだい パパに殴られたところ、まだ青いんだ
ねえ、パパぁ… ねえ、ねえ…
415 名前 : z 投稿日 : 2006年02月14日(火) 00時38分26秒
ひとつひとつ失ってゆく指は赤い線を描いて落ちてゆく ゆっくりと視界から赤く黒く暈されて遂に消える そして 指がなくなっていった
血は止めどめなく繊維の密集した赤黒い切り口から だらだらと 落ちていった 切り落とした指の方に
指は赤く赤く生まれたばかりの胎児のように 血は黒く黒く薄い赤を目指して 常に変化してゆくカタチを一定に保とうと 蠢いて蠢いて
指は血を吸い完全な赤子と化し 手はなくした指を必要とせず 血はカタチを定め 骨は白き日々を思い出すことはない
そう完全に ユビをなくした
416 名前 : 雀蘿霞 投稿日 : 2006年02月14日(火) 23時55分20秒
貴方にこの餓えた咆哮が聴こえますか。 そっと舌を這わせた柘榴は何時しか赫く悪夢に散りましょう。
貴方にこの嘆きの嗚咽が聴こえますか。 すっと指で撫ぜた林檎は何時しか錆付き現実に散りましょう。
貴方が私を追詰める度に、凍り付く心。 貴方が私を責める度に、染み付く血痕。
貴方に罰の味を、私に罪の味を。
骨まで皮を裂いて、肉を掻き分けて、血を啜り上げる。 私が貴方を愛する術は其れしかないのです。
愛しい、と爪で皮膚を削る。 愛しい、と牙で肉を抉る。 愛しい、と貴方を掻き抱く。
一つ残らず、愛して差し上げましょう。 肉の一欠片すら、血の一滴すら、骨の一欠片すら残さぬように。
舌で撫ぜた貴方の骨は、鈍く光を放ちましょう。
417 名前 : クロネコ 投稿日 : 2006年02月15日(水) 18時07分18秒
僕は食人鬼 見た目は人間 中身は危ないv
食うなら女子供 男は不味い 筋張って筋肉質で脂肪が少ない デブの男はコッテリして すぐ胸焼けしてしまう だから女子供しか食べれない 子供は柔らかくて いい匂いがする でも女に比べれば 美味しいとは言えない 女は柔らかいし 生殖器が美味しい
僕はカニバリズム 人間以外に好きな食べ物見つからない
418 名前 : アオリーノ 投稿日 : 2006年02月16日(木) 10時35分13秒
溺れてる ぶく ぶく 溺れている 足につけられた錘が 私を底へと導いて行く 溺れている ぶく ぶく ぶく ぶく
消えてく さら さら 消えていく 意識がうすくうすく 私が私で無くなって行く 消えていく さら さら さら さら
420 名前 : 月虹 投稿日 : 2006年02月24日(金) 00時14分13秒
◇殺意◇
殺したい 殺したい 殺したい
憎い貴方
殺したい 殺したい 殺したい
邪魔な貴方
私の目の前から消えて 自分から消えてくれるのなら 私は貴方を殺さないよ
嫌なら・・・
クエマドロで焼いてあげる 拷問の車輪で潰してあげる ガロットで絞めてあげる イバラ鞭で叩いてあげる
どれもこれも すぐには死ねないよ 最後には 鉄の処女抱かれてもらおうか
ほら 逃げたほうがましでしょう?
死ぬよりは ね・・・
421 名前 : はる 投稿日 : 2006年02月25日(土) 00時58分26秒
きみが欲しいよ。 君以外は何もいらない。 愛しているんだ。
赤く染まった淡い殺意に 怯えていたのはいつだったかしら。 幼かったのね、でももう違う。 待っているのよ あなたと共に堕ちていくのを。 隠せなかったこの愛に 焼き尽くされてしまうのを。 「私的クリスティーヌ」 テストが走って迫ってきます。泣
422 名前 : クロネコ 投稿日 : 2006年02月25日(土) 17時18分09秒
目玉を取ってあげる そうだついでに腕と足も 耳も取ってあげる 舌も抜こう そしたらあなたのうるさい声が聞こえなくなるから あらあらこんなに血だらけ もっと血だらけにしてあげる 声をだしたいの? 苦しいの? どうして?私がいるじゃない あなたが好きなの だからお願い 私のことしか 考えないで
423 名前 : maiden 投稿日 : 2006年02月25日(土) 22時12分52秒
Iron maidenは甘い血の匂い。
アペカの像に抱き寄せられて。
野うさぎに追われてる。
棘のトゲには甘い毒の色。 拷問部屋の寝台に醜い君の吐息はよく似合う。 囁く音は悪魔の誘惑。 もっと耳を澄ましてごらん。 エデンの園で偽りの君の影。 影でもいいから。夢でもいいから。 漆黒の刃物(ナイフ)で切り裂きジャック。
清らけき君の鮮血を浴びるはどちらのあたし?
Iron maidenは甘い血の匂い。
アペカの像に抱き寄せられて。
野うさぎに追われてる。
漆黒の湖を月光照らすは遠い未来かそれとも過去? 駆け巡らして。 眠れる姫は目覚めを望んでいない。 そのままトドメを刺しておあげよ。 薔薇の花弁が散った夜あたしは一人で鏡の世界へ そこで見たのは硝子ケースに並べられた君の体のパーツ。 穏やかに微笑を続ける君の顔。 だけどその瞳に映っているのはあたしじゃなければゆるさない。
424 名前 : 蒼羅 投稿日 : 2006年03月01日(水) 14時32分47秒
此処に居るのに彼方は居ない振り 何時までそうやって逃げるの 姿眩まして私から 消えることが出来るとでも 啼きながら叫んだ声が もう響かない低音 彼方の温もりが未だ有って 今でも想い出を探っているのに 振り払って去って逝く もうくたばってしまえ 戻らなくて良い もう息絶えてしまえば良い 記憶も全て消去して此の世から
光るネイルが綺麗で翳してるけど 月は赤くて微笑ってもいないの 離れたから他人 迎えてあげる感嘆なんかないの 裏切ったのは彼方 棄てられたのは私でしょう そんな顔しないで憎んでしまいそう 戯言ほざいてまだ生きてるの 所謂恥知らず もうなるようになれ 拒む理由なんか無い もう流されてしまえ 全て洗い流して穢い此の足跡まで
最期まで微笑っていれば良い 何時かは報われるのではないかと そんな期待を持つこと自体死んでいる もう終わってしまえ 何もかも止まれ 誰かの声が聞こえたんだ 幻と化した場面 瞳を閉じてしまえば好かった 然様なら二度と覚めぬ夢
425 名前 : クロネコ 投稿日 : 2006年03月02日(木) 18時50分35秒
こんなにもあなたの手は綺麗 爪も綺麗 形も最高に綺麗 骨の筋もこんなにも美しく
こんなにも私の手は醜い 爪はひとつ残らず剥がれていて 形は火傷のせいで醜い 骨もところどころ露出していて 色はとても赤黒い・・・・
ねえ、交換して
426 名前 : アオリーノ 投稿日 : 2006年03月07日(火) 20時13分59秒
白い肌に 黒い髪 きれいな輝くその瞳 君はきれい キミは綺麗 きミは きレい そんなキミの隣にいる ボクはキミの隣にいる
僕は幸せ
柔らかいほっぺた 微笑んだ顔 鈴のような声 君はやさしい やさしくてきれい きレぃでャさシい そんなキミと手をつなぐ ボクはキミとてを繋ぐ
僕は幸せ
泣き声 悲鳴 ぼろぼろの服と殴られた後 キミがないている どこでないている? ボクの目の前で泣いている キミのかたきはとるよって まるでヒーロー気取りのボク
僕は幸せ
人殺しの衝動 大切な人を奪ったやつへ 復讐 鮮血 死 キミは微笑んだ 柔らかい頬 それに添える手 キミがちらりと見せた刃物 それに貫かれる僕
僕は幸せ
427 名前 : はる 投稿日 : 2006年03月09日(木) 23時22分03秒
殺してやるよ。 お前が望むようように。
でも俺は死なない。 だってお前、嫌いだし。 「恋人へ 」
428 名前 : 月虹 投稿日 : 2006年03月12日(日) 22時26分39秒
◇血の海で泣く私◇ 私の周りに血の海が・・・
正気に戻った僕は 何処までも広がる紅い紅い海の真ん中で 狂ったように泣いた
ごめんなさい ごめんなさい 僕を許してください
お母さん お父さん ごめんなさい 心の奥底では 自分が何をしているか分かってたんだ
何処までも 何処までも 広がる紅色の海を見つめていたら
僕の眼も紅く染まっていった それと 同時にまた狂気の世界へと飲み込まれていく
「さぁ、今度は何をして遊ぼうか・・・。」
僕は全て血に染まった世界を眺めながら嘆いた
429 名前 : はる 投稿日 : 2006年03月13日(月) 08時08分27秒
もう誰もいらない。 もう一人きりでいい。
誰か居ると思ってた。 一人きりになんてならないと思ってた。
でももう誰も居ない。 いつの間にか一人きり。
誰かの名前を呼んでみたかった。 一人きりになんてなりたくなかった。
さみしくて悲しくて、どうしようもない願いばかり吐き出した。 呼べる名前も無いくせに。
「誰かと一人」
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