1 名前 : 宵 投稿日 : 2004年04月29日(木) 16時04分17秒
花開く今日の午後...。
彼女も一緒に咲きましょう。 狂い咲き逝っています。 桜が散る頃、共に散りたい。
届かない日を握り締めて。 血みどろに咲く俺の花。
この身も今夜。 一つの灯りとなるだろう。
2 名前 : 名も無き人 投稿日 : 2004年04月29日(木) 19時45分23秒
教えてよ あなたの逝き先 壊してよ あなたに会えなくなるくらいなら 最初から 報われようとは思ってなかった 私はただ 見ているだけでよかった 傷ついて それでも忘れられずに ある時に 聞いたあなたの訃報
涙が出て それでもやっぱりあなたは帰ってこない 壊しても 私のものになってはくれない? 私だけが いつも残されて
あなたは暗い土の中 誰にも掘り起こされる事はない。
3 名前 : 夢見屋 投稿日 : 2004年04月29日(木) 20時05分57秒
見えない光 いいえ、違うの、見えないわけじゃない 見えるのに見えない「フリ」 馬鹿なアタシは見えないフリ。
そうやって、また一つ、悲しさを覚えます。 切なさを覚えます。 寂しさも覚えます。
光を見つめた。見つめていた。 また一つ人に不快感を覚えさせる。 また一つ、光を見ようとしなくなる。 見たくない。もう見たくない。 また一つ、悲しさを覚えます。 また一つ、切なさ、寂しさ覚えます。
4 名前 : 宵 投稿日 : 2004年04月30日(金) 12時08分17秒
懐かしい思い出と混ざり行く君は。 今宵。闇に溶けて消えるかな? 刻み付けた傷、涙流し...。 Good bye.
欠けてゆく感情は何処に? 緩やかに死期は近づいているんだろ? 又、過去か疼きだす。 An attempted suicide...
青き下で混ざり行けるなら。 今宵。闇から抜け出し戻るかな? 刻み付けた傷、涙零し...。 Good bye.
Take one's life.....death. 映す頃にゆっくりと沈み。 悲しみの涙を拭い去ること無く永久に。
去年の日々に押され落ちる俺は。 今宵。君と共に燃えるゆけるかな? 刻み付けた傷跡。笑顔で... Good bye!
5 名前 : 宵 投稿日 : 2004年04月30日(金) 16時45分23秒
腹を切り裂き取り出したこの子は泣きもせず笑いもせず。 ねぇ...帰ってこないから、待ちきれないから出しちゃった。 「必ず戻る」って言ったのに...。 悲しみと、寂しさと、憎しみと一緒に眠りましょう?
夏に出会い今までに無いぐらい愛したの。 蛍咲く景色...貴方に許して。
固く結んだ絆も容易く切られて。 指に残る貴方の形見も海に投げ捨てて。
最期に貴方が浮かび...。
6 名前 : アオリーノ mail 投稿日 : 2004年05月01日(土) 03時32分25秒
「見た目で判断しないでよ」とはいっても やはり人は姿を見る 「そういう風に言わないで」とは言いつつも 自分も人を分類する
あの人美味そう あの人不味そう
「そういう言い方しないで」と、いってみるだけムダなこと 「そんな風に見ないでよ」言ったことろで自分もそう
自分に好意が持てぬから 自分に自信が持てぬから 人の言葉に傷ついて、そしてじぶんもやり返す
「お前暗そう、話したくない」
「アンタ不味そう、食いたくない」
話の内容ズレてます
7 名前 : ふうが url 投稿日 : 2004年05月01日(土) 23時38分32秒
じゃらじゃらとくさりがなってあなたはあばれてる。
あなたのくちびるからこぼれる、サヨナラのこえ。 ううん、これは「おと」なのかな? あなたのみぎうでからきこえる、サヨナラのおと。 あなたのひだりうでからきこえる、サヨナラのおと。 あなたのくちびるからこぼれる、サヨナラおとはとてもうるさい。 サヨナラしたあなたのひだりうでを、わたしはあなたのくちにねじこんだ。 それでしずかになったあなたの、こんどはあしに、おのをふりおろす。 あなたのひだりあしからきこえる、サヨナラのおと。 あなたのみぎあしからきこえる、サヨナラのおと。 ちばしっためでわたしをみる。そのめがステキ。 あかいみずたまりのなかにはいって、あなたをずっとみていた。 うごかなくてっても、ずっと、ずっと。
******************** >2の詩は私のです〜〜〜; 名前書き忘れ〜;; 今回は「愛」を題材に……イヤ、何でもないです。
8 名前 : 宵 投稿日 : 2004年05月02日(日) 00時08分19秒
耐え切れずに涙が咲き。 果ての無い長く長く続く痛み。 「傷つける事しか出来ないけど愛してくれる?」 あの夜に抱き合った事も昔のようで。
春...花と咲き花と散り。 夏...蛍と咲き蛍と死んで。 秋...葉と色付き葉と眠り。 冬...雪と訪れ雪と消え。
一つ又一つだんだん消えてゆく。 幾度と無く繰り返されても忘れたくなかった。
今でも笑顔咲かせて。 今でも愛して。 今でも...........
君と共に時代に流れてゆきたかった。
9 名前 : 宵 投稿日 : 2004年05月02日(日) 00時34分53秒
心も身体も全て犯されても。 信じていたのに...裏切られ続け。 涙を落としていた日は夢の中。 日々に溶け行く...過去さえ忘れ。 別れた季節に出会う日を待つ。
「最期にもう一度...。」願いもかなわず。 意味の無い事も押し付けられ。
叶わぬ事の辛さ、笑われ続けても.... 嘲られ、馬鹿にされ、後ろ指差されても。 信じる事の強さ、今涙を捨てて......
10 名前 : 若生 碧 投稿日 : 2004年05月02日(日) 10時39分40秒
僕が出会った幼い少年の目には 何も映っていなかった この世の存在をも否定するようなその姿は 僕の心に深く突き刺さった
少年には右手と右足が無かった ろくに手当てもされなかったろうその傷口は 何年も昔のものなのに 肉の赤さを帯びたままだった
少年は喋らない でも「この世なんてなくなればいい」と その背中は語ってた
こんな世の中を 作り出したのは一体誰だ それでも人々は 神を信じ そしてたたえるのであろうか、、、
11 名前 : 花夏さおり 投稿日 : 2004年05月02日(日) 14時57分55秒
もう何も聞こえない 無音の世の中はこんなに怖い
もう貴方の歌声が聞こえない 力強く美しい声だった 私の全てだった
いつかいつか 貴方の歌声を 私が忘れてしまう時が来たならば 命も一緒に失くすでしょう
せめてもう一度 貴方の歌声を 明るい笑い声を 元気な話し声を 聞くことが出来たならば
だけど
音を失ったのが 貴方じゃなくて良かった 音を失ったのが 私で良かった
だから貴方は歌うのをやめないで
私は この胸に残る貴方の歌声と この目に映る貴方の姿を 曇りない笑顔を 支えにして生きていくから
貴方の歌声はきっとどこまでも響く 永遠に私の心に響き続ける
12 名前 : 花夏さおり 投稿日 : 2004年05月02日(日) 14時59分03秒
↑グロくないですね;すいません。
13 名前 : 宵 投稿日 : 2004年05月02日(日) 19時55分29秒
何故俺は認められずに死んでく? 大特価の商品、売られて使われ捨てられ。
「神様...神様...信じているから助けて」 何もかも無駄だと知った奴らは崩れて。
おい!お前。探すものを間違ってる。 おい!お前。訴えるものを間違ってる。 格好だけが音楽では無い。
磨り減る思考も限界に近づき、造れない商品。 売れれば大成功。商品は後何年? 俺もいつかは商品だったよ。
何かが違う、何かが終わった。 捨てられたお前はもうすぐ消えるさ。
14 名前 : 夢見屋 投稿日 : 2004年05月02日(日) 20時37分30秒
私の涙の成分は 嫉妬 不安 憎悪 汚い汚い涙。 流しても流しても 私の心は汚く、醜いまま。
15 名前 : 游裏 投稿日 : 2004年05月03日(月) 00時25分33秒
可哀想にね。 あんなに幸せそうだったのにね。 誰があんなに酷い事をしたんだろうね。
囁かれる、言葉。 “彼女を失った僕”に掛けられる、声。
知らないだろう?僕が彼女を殺したなんて。 彼女が僕に「私を愛しているなら其の手で私を殺して」と言った事。 彼女の遺言通りに、彼女の眼球を瓶に入れて持ち帰った事。 それを僕が毎晩眺めている事。
「・・・君は、幸せ?」
呟いた僕に、瓶の中の彼女はただ、僕を見つめた。 記憶の中の彼女が微笑う。囁く。
『貴方と、ずっと一緒。』
ああ、そうか。
僕は自分のそれを、彼女のそれと交換した。
赤い視界。 彼女が微笑う。
「じゃあ・・・僕のは君にあげるよ。」
16 名前 : 名も無き人 投稿日 : 2004年05月03日(月) 10時10分19秒
青い空にフワリフワリ 光が飛んで 緑の若葉が独り踊る
透明な風はどこまでも 朝が来て夜が来て いつものように
燕が飛んで横切る 君はいなくなった 夕暮れの野原
風が強く吹いて 白い花を攫う 後に残る葉は ただ身をよじる
17 名前 : 熊 投稿日 : 2004年05月03日(月) 14時56分44秒
屋根より高い鯉のぼり 見下ろしながら飛んでます 小さいですね 人の世は おもしろいことないですか
屋根より高い鯉のぼり 大きな口をパクつかせ ここへおいでよ 話そうよ おもしろそうに呼んでいる
屋根より高い鯉のぼり 大きな口を覗いたら 小さい心臓見えました 生きていたとは知らなんだ
屋根より高い鯉のぼり よく見りゃ古い布の鯉 尾ひれの先はほころびて おっくうそうに泳いでる
屋根より高い鯉のぼり 初めは綺麗な錦鯉 欲しがり屋根に上った子 たちまち落ちて あの世いき
屋根より高い鯉のぼり 不幸の種と嫌われて 売られて色を変えられて 別の家へと売られます
屋根より高い鯉のぼり 飾れば必ず子が消える 毎年毎年色変えて 別の家へと売られます
屋根より高い鯉のぼり 大きなお口をパクつかせ ここへおいでよ 話そうよ 呼べば子どもが寄ってくる
屋根より高い鯉のぼり 大きなお口をよく覗きゃ 中に血染めの子どもたち おもしろそうに泳いでる
屋根より高い鯉のぼり 大きい真鯉はお父さん 五月五日の青い空 みんなで一緒に泳ごうよ
18 名前 : 游裏 投稿日 : 2004年05月04日(火) 00時54分13秒
彼女の歯の何本かと、骨の破片と、少しの肉と。 僕が隠さないで残しておいた彼女のカケラ。
火葬場で燃やされて、ほんの僅かな灰になって。 ちいさな容れ物に入れられて、彼女の一部は家族が持って行った。
僕は今になって後悔しているよ。
君を食べておけば良かった。 ばらばらに、小さく細かく分解して色んな所に隠して来てしまった事が、今になって悔やまれる。 血を嘗めた位で満足していた自分。
全部隠してしまう前に、どうして思いつかなかったのか。
――――全部?
・・・・・・・ああ、思い出した。
僕は、まだ彼女の一部を持っていたんだ。
ゆっくり、それを取り出して。 口に含んで。 長い間舌で転がたりして名残を惜しんだけど。
―――ぐちゅ。
君は、僕がこう思う事を予想してた?
君は・・・・
</・・・・続けてしまった・・・>
19 名前 : 宵 投稿日 : 2004年05月04日(火) 17時52分44秒
求める為?確かめ合う為? 何も感じない愛を...。 生きる度、傷つく身体。 神経質に語ってもわからない。 通じていても無視するだけだろ? 守る為?信じる為? 意味の無い事に注ぐ。 綴る唄もいつかは消え。 愛も崩れ...止まる。 最期まで通わない二人。
20 名前 : 夜と闇 投稿日 : 2004年05月05日(水) 00時13分26秒
それは悲しいお話でした。 貴方も信じて見て下さい。
一国の王子は、いつも町を眺めてた 一国の王子が、町の娘に恋をする 一国の王子は、娘を想いに町に出る 一国の王子と、出会った娘は向き合って 一国の王子を、娘はナイフで刺し殺す 一国の王子の、赤い血が広がる 一国の王子が、静かに息絶えた 一国の王子は、そのまま何処かにさらわれて 一国の何処かで眠ってる。
身分差故の恋は、時に死で終結を向かえる。 でも、信じてみてはいかがです? 殺された彼の死体を。 殺した娘が、愛おしそうに抱いてくれると。 じゃぁ、信じて下さい。 貴方の愛する人を、殺してみて下さい。 骸の唇に、自分の唇を重ねられるのなら。 貴方はきっと、一国の王子が愛した、 一国の娘の気持ちが、解るはずですよ……。
21 名前 : 宵 投稿日 : 2004年05月05日(水) 15時48分22秒
花咲く日々の向こう...。 夢でも見たのかな? 慣れない足取りでゆっくり進んでゆく。 罪に悩む事、神に懺悔した夜。
今はもう見えなく、笑顔に耐え切れず。 幼い日に背負った重みにさよならして。
紅い花は白い時を思い出すのだろう? 戻れなくても戻りたいと願うのだろう? 又、濃く紅く色付いて...。
溶けてゆく思い出...混ざり消えても。
22 名前 : ふうが mail 投稿日 : 2004年05月05日(水) 20時42分30秒
土に溶ける私の残骸 空に散ってくあなたの残骸 海に流れる彼女の残骸。 あなたは確かに私を愛した 私は確かにあなたを愛した けれどあなたは私を裏切り あの女のもとへと走った。
そう、私はあなたとあの女をがけから突き落とした
あなた達は仲良く海に落ちた。 私はあなただけを拾い上げる事ができた。 だってあの女の体はもうバラバラだったから 拾い上げる事ができなかったんだもの。 腕やら足やら一部だけ拾い上げるなんて そんなかわいそうなこと私には できるわけが無いでしょう。 だって、友達だったもの。
あなたの体を拾い上げたら 誰にも言わずに森に良くの。 今は森も乾燥しているから 燃し木を探すのも楽ね。 細い木を下にして木を組んで 持っていたライターで火をつける
ほら、あなたの燃える音、匂い。 これがあなたの全てなのね。 しばらくすると、全部灰になった。 私はそれを空に向かって撒いたの。 そうしたら、風が高く高く舞い上げていって 私には見えない所まで飛んでいってしまったの。 私はその場で持っていたナイフを出した。 自分で首を掻き切って、少し残ったあなたの上に倒れたの。 これでもう、私たちはひとつね。
私はゆっくり待ってるの。 私の白い骨が、あなたの灰と一緒に この土に溶けていく事を。
******************** やっとオンラインに出てこられました〜。
23 名前 : アオリーノ 投稿日 : 2004年05月06日(木) 11時25分09秒
頭のイカレタ男が一人ボロボロの服で踊っているよ みじめだみじめだ あんなやついないほうが良い けれども帰って鏡を見ると自分の顔は暗くって 笑顔の男が憎らしかった
頭のイカレタ女が一人街角で男を誘っているよ 穢れてる穢れてる あんなやついないほうがいい けれども帰って妻を見るとそれ以上に醜くて 若い女が欲しくなった
頭のイカレタ男が一人女と出会って恋をした おにあいだおにあいだ クズどうしでつるんでる けれども彼らの結婚式は本当の笑顔がさいていて 見合い結婚の自分が悔しくなった
まともに過ごした男が一人裁判にかけられた なぜだなぜだ まじめで良い人だったのに けれど良く見ると疲れて惨めな顔してて なぜやってしまったのか分かる気がした
まともだった男が一人証言をしているよ 「私は妻を殺しました 肉は犬にやりました」 「気づいたら包丁が血まみれで」 「本当に面白かった」
24 名前 : 名も無き人 投稿日 : 2004年05月06日(木) 15時59分41秒
ただ外を見ていた 大通りを行く人は 誰も彼もが忙しそうで 止まることを恐れているようで
ゆっくりと 腐っていく 感覚が
窓の外の人達は 逃げるように道を征く 足早に
染み付いて 離れない
道はまだ続くよ そんなに急いじゃ疲れちゃう 周りを見るのも悪くない
ずるずると 長引く 時間が
飛び出した子供が撥ねられた
あぁ死んでしまいたい
25 名前 : 夢見屋 投稿日 : 2004年05月06日(木) 19時37分02秒
悲しい悲しい恋をしました 叶わぬ夢を見ました どの秤にかけてもつりあわない 私とあなた。
悲しい思いをするくらいなら 叶わぬ夢を見続けるなら 私は一人、泡と消えます。 誰もいない深い深い海の底。 眠る私を見つけてください。 次に私の眼が覚める時 悲しい思いをしませんように。 叶わぬ夢を見ませんように。 あなたが私の隣に居てくれます様に。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ・・・あれ?グロ詩じゃない・・・。
26 名前 : 鳴海 投稿日 : 2004年05月06日(木) 22時50分44秒
あなたの獣の刻印を この指先で貫いて 常闇の夜にとかしましょう
震えている心臓は わたしが優しく抱いてあげる
零れ落ちる血液は わたしが優しく啜ってあげる
見開かれた眼球は わたしが優しく握ってあげる
一途に鋭利な背の骨は わたしが優しく歌ってあげる
歪んで捩れたはらわたは わたしが優しくほぐしてあげる
だから 安心しておやすみなさい
27 名前 : 名も無き人 投稿日 : 2004年05月07日(金) 01時25分14秒
誰もいないならいくら叫んでも意味は無い 誰もいないからいくでも叫ぼう
喉が破れたら泣けばいい
29 名前 : ふうが mail 投稿日 : 2004年05月07日(金) 20時44分10秒
会いたいですか? 私をここに置き去りにしたあの人に 会いたいですか? あなたをここに置き去りにした人に 会いたいですか? 留置所で首をくくったあの人に
もう会えますよ だってほら 私もあなたもどこへだって飛んでいけるから 血も肉もなくなったから 体がとても軽いもの
あの人は空の上にいるんだって。 だから私たちも行きましょう 私は私にしたのとと同じように あの人のお腹を裂いて、おなかの中に灯油を撒いて そしてそれに火をつけるのです あなたはあなたにしたのと同じように 腕、足、お腹、首の順番に切れ味の悪い鉈で 叩き切って、引き裂いてしまいましょう
さあ、行きましょう、あの人のいる所へ。
************ どなたか! うちの管理人見掛けませんでしたか!?;;
30 名前 : 名も無き人 投稿日 : 2004年05月07日(金) 20時45分49秒
コチコチコチコチ 歯車の音 耳元で
水音は遠く どこかで羽音が聞こえた もうすぐ夜が明ける
絶叫は鐘に似て ゆっくりと消える
無粋に刺さるサイレンの音 太陽が顔出す前に 残った闇に縋りつく
31 名前 : アオリーノ 投稿日 : 2004年05月07日(金) 22時13分45秒
見世物小屋で泣いている見世物小屋で泣いている 「何でこんな風に生まれたの」 身体は男、頭は2つ ひとつは男でひとつは女 女の方は身体が無くて男のほうは口が無い 女が食べて、食べて、食べて自分の頭と男の分を取り入れる お礼にと男は女がしたいことをかわりにやってやる
プライベートなんかありゃしない 見世物小屋で見世物小屋で、ただただ見られて笑われて なせ生まれたのかと嘆いている
ある日かわいいお姫様がお兄様につれられてやってきた お姫様は歩き回って男と女を見つけたよ 頭が2つ、身体は1つのバケモノをみつけたよ 目が合ってもお姫様は逃げなくて 「一緒に行こう」と誘ってくれた でも、召使いにもなれなくて、結局一緒に行けなかった そのことがただ悔しくて
ある日女は殺された ある日男は自殺した 女も男も「死にたい」と、思ったからこそそうやった 男が女の首を切り離し 男も一緒に首を落とした
見世物小屋の中見世物小屋の中 双子の男と女の首が幸せそうに笑ってた
32 名前 : 夢見屋 投稿日 : 2004年05月08日(土) 01時40分16秒
残響 発狂 警報 ご近所迷惑注意報 時計の針カチコチ 靴の音コツコツ 刃物の高い響きが聞こえてくるよ 鉄砲の低い音が鳴り響くよ 残響 発狂 叫声 今夜も今夜でご近所迷惑 注意報
警報
33 名前 : 若生 碧 投稿日 : 2004年05月09日(日) 20時28分52秒
いらっしゃいませ。 さて、今夜は何をお求めでしょう?
「毎晩夢が見れないから夢が欲しい」? 承知いたしました。 しかし、どんな夢であろうとこちらで責任はとれませんが、、、 それでもよろしいですか? わかりました。ではおやすみください。 よい夢を、、、
おや、こんばんは。いらっしゃいませ よい夢は見れましたか?
そうですか、、、 「腸を切り裂かれる夢を見た」ですか、、 今度はよい夢が見れるといいですね
ここは霧の深い夜だけにあらわれる何でも屋。 その名の通りなんでもお売りいたします。 貴方は何が欲しいですか?
34 名前 : 夢見屋 投稿日 : 2004年05月09日(日) 21時19分05秒
何もない私に何を求めるのですか 空っぽの心の中 話し声も遠くに聞こえる耳 周りがぼやける目 何も何もない 君が傍にいるのも気がつかないで 通り過ぎた私を許して。 足りない頭で必死に考えたよ 裏切らないよ 消えたりしないよ ずっとずっとあなたのこと支えるよ。 だから、見捨てたりしないで?
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ スイマセン、グロくないですけど、言葉とか分けわかんないですけど どうしても書きたかったんです。
35 名前 : 夢見屋 投稿日 : 2004年05月09日(日) 21時38分11秒
何回も、何回も、自分を殺してる 結局死にきれない、自分。 結局心のどこかで必死にもがいているんだ。 生きる選択をしたがる私の心
甘えてるよ、助けてくれるの待ってるよ だから我侭に生きてるんだよ 私の「最後」が見えるまで。 我侭のまま、ずっと生き続けるんだ。
辛くないよ辛くないよ だって、ホントに辛いのは この先の幸せ
36 名前 : 夢見屋 投稿日 : 2004年05月09日(日) 21時51分50秒
私は光なんかじゃないんだよ 周りを照らす自信なんて無いんだよ 影になりたい 周りから逃げたい時はいつでもおいで? 助けてあげるよ 守ってあげるよ 闇で消してあげるよ あなたの言葉、心で聞いてあげるよ。 けれど、あなたはきっと抜け出していくんでしょうね 大丈夫、きっと、きっと、抜け出せるよ ねぇ、ねぇ、私からのお願い。 「そういう人になって」 いつまでもいつまでも影の中にいちゃいけないよ いつまでもとどまっちゃいけないよ。 私はあなたの心を置ける「場所」になりたいんだ 休んだらまた、先へ先へと進んでいって? ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 三つ連続で失礼しました 場違いすぎてスイマセン・・・・(吐血
37 名前 : アオリーノ 投稿日 : 2004年05月10日(月) 19時01分46秒
さぁ夢を見ませんか?恐ろしい悪夢を 逃げることもかなわぬ孤独な迷路の夢 さぁ出れるものならば抜け出してごらんなさい
朝目覚めたと思えばそれはまた夢の続きで 父や母、兄弟の事を想ってもその思いは届かず 暗闇を手探りで殺されぬようただ進んで行く 助けを呼ぶ声も魔物に位置を知らせるだけで 「たすけて!助けて」と空しく響く言霊はただ宙に舞うだけ
さぁ夢をみませんか?孤独に耐えながら 抜け出せる事願い走り続けるだけの夢
苦しみから逃れたと想ってもそれは罠で 退屈だと感じていた日常を思い返してもそこには戻れない 暗闇を踏みしめる足は果たしてそこにあるのかな もう声を出せぬほど消耗しているけれど その吐息で魔物は君を見つけるだろう
さぁ夢をみませんか?命を賭した過激な夢を さぁ逃げてごらんよ?すぐ見つけてやってやる
さぁ夢に抗えるかい?君にはとても無理だろうね その紅の心臓をこの手でつぶしてやる
38 名前 : 夢見屋 投稿日 : 2004年05月10日(月) 19時45分31秒
君だけだよ 君だけだよ 人々から見えなくなったあたしを見つけて あたしの手をひいて あたしを闇から引きずり出してくれた 落ちて堕ちて落ちていく途中 引き止めてくれた 手を差し伸べてくれた 本来行くべき場所へ導いてくれた。
一瞬の夢
地獄へ落ち逝く浮遊感。
上で、悪魔が 微笑んでた
39 名前 : 游裏 投稿日 : 2004年05月11日(火) 22時08分31秒
目眩がする
体を支えて居られない
貧血気味な僕。
血が足りない。 血が足りない。
血を啜れば、貧血は治るだろうか。
貴女の血管を眺めて漠然とそう思った。
血が、足りないんだ・・・
・・・・・ふと、気づいて。
目の前にはこわれてしまった貴女。
舌に残る、貴女の・・・
・・・・・ああ・・・それでもまだ、足りない。
40 名前 : 夢見屋 投稿日 : 2004年05月12日(水) 21時44分11秒
あの人を守りたいから 大事に思うから 愛するあなたの為に 貴方達を殺すことにします 愛する人を守る為にも 貴方達の命を奪うことにします。
41 名前 : 名も無き人 投稿日 : 2004年05月14日(金) 21時07分23秒
滲む月に唄おう 誰もいない廃墟で
疲労に似た灰色に囲まれた 箱に似た空間に 大きな花を咲かせよう
何もかも沈黙し 黒く塗りつぶされたら やけに銀のナイフが目に付く
灰の床 赤い 銀の線
滲む月に唄おう 誰もいない廃墟で 闇に沈み融けてしまえ ぼんやりと泳ぐ光の輪郭
42 名前 : 花夏さおり 投稿日 : 2004年05月15日(土) 04時24分53秒
とても大切なあの人だから
あの人を虐めないで あの人を傷つけないで あの人を苦しめないで あの人を殺さないで
それをしていいのは 私だけなの
43 名前 : 大和 零華 投稿日 : 2004年05月15日(土) 22時23分14秒
貴方には見える? この、細くて綺麗な糸が この糸は貴方への恨みの糸 恨みと憎しみと憎悪の塊 塊・・・否・・・糸 どれだけ心の中で呪っていたか どれだけこの広い世界で貴方を呪ってきたか 一人で孤独に貴方を細々と そして今日、その糸が切れた 小さな音を立てて 私の目には怯えた貴方しか映ってない そう、もっと怖がって もっともっと顔をこわばらせて 大丈夫・・・そんな醜い顔は私しか見てない だから・・・もっともっと私に快楽を頂戴 貴方の恐怖を 貴方の鮮血を 貴方の血肉を 頂戴 頂戴
糸が切れた今 私は蝶のように飛び立つ 幻想的な蝶のように 籠から放たれた蝶のように 何処までも何処までも もう私を束縛するものはなくなった 私は自由なの この手を汚した代わりに 自由を手に入れた
44 名前 : アオリーノ 投稿日 : 2004年05月16日(日) 08時51分52秒
ただ、この道を歩むだけ 憎しみ、悲しみだらけの人生と言う道
最初に抱いた殺意の原因はくだらないこと 夢を奪われたそれだけのこと 最初に抱いた恐れの原因はくだらないこと 愛を忘れていただけのこと
ただこの道を歩んでいく 苦しみ、怒りだらけの人生と言う道
喜びとはなんだったのだろう 夢を持っていることは喜びか? 幸せとはいったいなんだったのだろう 愛はしあわせなのか?
ただ、この道を歩いてゆく 見えるはずのない光を求めて 見えるはずのない光を求めて
45 名前 : 狂闇 投稿日 : 2004年05月16日(日) 12時06分04秒
夜毎彷徨う殺人人形 もう 壊れてしまったネジは 今は亡き主の手中に
狂った夜に掘り起こす記憶は、 激痛を伴わせ、縛り付けた戒めを解いていく 今は只、主亡き夜に浮かされた熱を、 1人で慰めるしかない
眠る主に送るは鎮魂歌 涙に濡れた日々を許して欲しいと 泣く人形に 微かに和らぐ表情を、 人形は見つけられはしないだろう
夜毎彷徨う殺人人形 壊れたネジを探し、毎夜繰り返す殺戮 今は亡き主の墓に手向けた花は枯れ果て 涙ながら繰り返す罪に身を汚す
嗚呼、 今宵もまた 殺人人形の軋んだ音が 闇に響くのみで……
+++++++++++ 良く分からない詩ですみません;;; 全然グロくないですね……;;;
46 名前 : ふうが 投稿日 : 2004年05月16日(日) 20時20分51秒
その日”彼女”はなりを潜めあなたの心に紛れた。 私が探していたのはあなたではなく”彼女”だと知った時 私は迷わずあなたの首を刎ねた。
私の心に広がる、黒いインクのようなもの あなたの首を刎ねた後その直後に始まった。
だんだんそれは赤みを増してきたように思う。
赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い 赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い 赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い 赤黒い。
その変化に気付いた時に、私は自分の中の変化に気付いた。 私の中に”彼女”がいる、と。 私の中に入り込み、なりを潜めている、と。
彼女は駆逐しなければならないものだから、 私は”彼女”が再び現れるのを待った。
ある日、見知らぬ男が私の前に現れた。 その男は”彼女”を知っていた。 駆逐しなければならない、と言った。 彼女は私の中だというと その男は持っていた斧を私に振り下ろした。
最期の瞬間、私は見た。 ”彼女”が、その男の中に入っていくところを。
******************** 久々に投稿した気がします。
47 名前 : デライラ 投稿日 : 2004年05月18日(火) 17時21分22秒
ここは何処? 真っ暗ね 何か音がする 何か見える あれは「骨」だわ 私もああなるの?
神の子「カイン」が作りし その世界には 血の物語が いつまでも続いている 終わることのない世界 死の世界の時は ・・・・・・・・永遠
★★★★★★★★★★★ 初投稿です。グロ詩って言いますか?この詩?
48 名前 : 游裏 投稿日 : 2004年05月19日(水) 22時54分07秒
不変が欲しいと君は言った。 変わらぬものが欲しいと君は言った。 永遠はあるのかと君は尋ねた。
不変は無いよ。生きる限り全ては常に変わりゆく。 永遠は無いよ。生きることもいずれ終わる。
生きている限りは。
・・・・・・なら、死こそが不変なのか。永遠なのか。
そうかもしれない、わからない、でも・・・・
不変が欲しくなったら僕に言って。
君を永遠にしてあげるから。
49 名前 : アオリーノ 投稿日 : 2004年05月20日(木) 21時18分01秒
その血を下さい、私が命をつなぐために、お願いします その肉を下さい、食料として思いつくものはそれしかないのです
あぁ、私は今孤島にいる…船が難破した、島に生きて流れ着いたのはほんのわずか 食料と呼べるものは…食料と呼べるものは… あぁ、草はアブラムシに食われている あぁ、野うさぎは警戒心も強く私は追いかけるにも体力はない だから、だから
その血を下さい、私が命をつなぐために、お願いします その肉を下さい、それしか、それしかないのです
あぁ、死人の肉を食らうとは、なんとおろかなのか あぁ、私は人の味を知った
…あぁ…愛するアナタ、もし、もし私が生きて帰れたらあなたの肉を下さい
50 名前 : 夢見屋 投稿日 : 2004年05月20日(木) 23時04分51秒
消えてなくなればいい ずっとずっとそう思ってた 今も思ってるんだ 消えてほしいのに消えてくれないのが現実 ああ、如何したら、苦しみから逃れられるでしょうか? 息が詰まる 視界が狭まる 頭がグルグルする 乗り物酔いのような感覚 「また」これか。 苦しい。苦しい。 だれか、だれか、誰か助けて。 私の心を消して。
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