連想ホラー小説遊戯
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S.キング的情景描写
「そのときついに‥‥‥」
犠牲者A
「諸君らには失望したよ」
レクター博士
「失望?きみは今更何に失望しようというのだね。もも肉を分けてもらえなかったことにかね?それともナイフの甘美なる感触を久しく味わっていないことにかねっ!」
甘美なる効果音
「ザクッ グリグリ ブチッ」
S.キング的情景描写
「レクター博士は手の中で蠢く心臓を愛しい恋人を見るようにしばらく眺めると興味を失ったのかそれを投げ捨てた」
レクター
博士
「くだらん、この虚構空間において君に与えられるものは唯一虚無だけなのだよ」
レザーフェイスの弟
「へへ ちちょうどしょくごの でで でざーとがほしかかったんだ、もらうよぉ」
キャリーの母
「信じられない!!落ちてるものを口にするなんてっ!!そういうものは聖なる生け贄の血によってまず清められなければならないのよっ」
犠牲者A
「うまいか?レザーフェイスの弟」
S.キング的情景描写
「そう尋ねる声は新月の夜の静謐さに似て、驚くほど静かでそして冷たかった」
犠牲者A
「君らには期待していたんだが・・もう時間のようだ」
甘美なる効果
音
「ドサッ・・ドサッバタッ」
レクター
博士
「き、貴様なにをした・・」
犠牲者A
「何もしてはいない、ただカリソメノトキが終わりを告げるだけのこと」
S.キング的情景描写
「死を与える者と受ける者、両者のバランスが崩れゆくのを彼らは感じていた」
犠牲者A
「虚無への回帰・・ただそれだけの事だ。きみはこの虚構空間において与えられるものは唯一虚無だけだと言ったね。その通りだ。諸君らも例外ではない。この空間がなぜ作られたのか?最近まで私はその本質を忘れていたよ、自分が何者なのかもね」
キャリーの母
「どういう・・事・・な・・」
甘美なる効果
音
「ニュル・・ベトッ」
S.キング的情景描写
「地に伏した彼らの肉体が本来あるべき姿に戻っていく。腐敗を始める体をどこからか現れた黒い霧が覆い尽くす。よく見ると以前Aの腹から生まれ出た小さなゴキブリの群れであった」
犠牲者A
「いつ見ても腹立たしい。なぜ彼らがこうも容易く手に入れられるものを私が手に入れられんのだ」
S.キング的情景描写
「Aはしばらく口惜しげに彼らを眺めるとおもむろに部屋の奥へと向かった。ホルマリンのプールへと。自身の欠けた部位と新たな殺人者を求めて」
犠牲者A
「我の虚無への回帰いまだ果たされず、か」
(END)
このエンディングは羅さんにご執筆いただきました。
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